深夜のテンションで書いてる日記

昨日のことだけど、サークルの友達と二人だけながら5〜6時間しゃべった。こいつとはよくしゃべる。だいたいあっちが一方的にしゃべってるのを俺はあいづち打つだけだけど。俺は話すの下手だけど、聞き好きということが最近わかってきた。最初の何時間かは彼とその彼女が今日破局を迎えたという話。話聞いてるとなんでそんな仕打ちされて耐えれるんだろうとしか思えないけど、恋は盲目だったのかしら、でも覚めちゃったということ。恋愛なんてそんな難しいことはわからない。




そのあと、「俺をほめて」つって俺の長所をあげてもらった。自己分析しても短所しか出てこないので、他人に聞いてみるという恥ずかしい方法をとったのである。でもちゃんとほめてくれて嬉しい気分。それはほめられたということじゃなくて、きちんと向き合って自分のことを話しているということで。思えば俺はこれまでまじめな話、というか一歩踏み込んだ話をしてこなすぎた。考える力がついていないのは、結構そのせいだと思う。言語化しないと全然見えてこないもんね。結局昨日も8割くらい向こうがしゃべってたわけだが、おれにとってはすごくしゃべった気分になった。うわっつらの会話だけじゃなくてちゃんとしゃべってやっと相手のことを知ることができるんだななんて気づいた、もうすぐ21歳になります俺。まだまだ知らないことが多すぎるのに年齢だけとってく。困ったね。




メモ

最近読んだ本、「海辺のカフカ」 最近観た映画、「ゆれる」「ミステリー・トレイン」「ロンドン・コーリング」等

「ゆれる」は香川照之の演技がすごいと思った。秘めて秘めている感情をギラリと出す瞬間が怖い。「海辺のカフカ」はメタファーと想像力がテーマなのまではわかるんだけど、それを読み解く自分の想像力は欠如。「僕はヘッドフォンでレイディオヘッドを聴く」という記述に思わずふいてしまった。ちょっと前に観たやつだけど、「パコと魔法の絵本」はすげえ良かったです、自分の中でベストかなってくらいに。